PCクリニックにはいつもお世話になっています。私はパソコンに限らず機械類が全く無案内で、故障の度に途方に暮れ詳しい方の援助を求めております。
この度はウインドーズ7を10にバージョンアップする広告に唆され、実行キーを押したところ、富士通の親指ソフトのキーボードが全く作動しなくなりました。私は執筆活動を行っており文章と格闘しておりますが、キーボードが使えなくなるということは仕事ができなくなるということです。そこで慌てふためいて日頃お世話になっているPCクリニック赤沼氏を訪ねました。折悪しく当日彼は欠勤ということで、田淵氏に面倒をおかけすることになりました。ところが場合によれば内蔵のソフトを取り出し、日数もかなりかかり100%修復できるとは限らないと、悪夢のようなことを告げられました。
私は翌日から1泊2日で関西に出かける用がありました。富士通親指ソフトのパソコンがなければ仕事にならず、他の機種のローマ字入力では不慣れなため、通常の数倍の時間がかかり仕事にならないと、旅行中も気分は鬱々としておりました。ところが翌日の20時頃、ホテルに宿泊中の私の携帯に田淵氏から修復できたと連絡が入りました。彼には旅行の件は伝えてありました。彼から旅先の私に連絡が入ったということは、旅行中も重い気分でいるに違いないから、一時でも早く吉報を告げてあげたいとの思いやりからのことでしょう。電話口から我が事のように弾んだ声で話される口調からも、それがよく伝わってきました。
PCクリニックでは赤沼・田淵氏には単なる事務的な仕事を超えて、親身に相談に乗っていただきました。顧客本位の会社の方針が、この両氏の作業・接客態度からよく伝わってまいります。